世界一周⑯ ヨルダンの死海へ
死海Dead sea
翌朝、ホテルのビュッフェでたっぷり朝食を楽しんだ後、いよいよお待ちかねの死海体験へ出発!
死海といえば「海」というイメージが強かったのですが、実際には塩湖なんですね。
地球上で最も低い海抜マイナス422.5mに位置し、その塩分濃度はなんと約30%
普通の海水の約10倍という驚きの数字です。
このため、魚などの生物は生息できず、まさに“Dead Sea”と呼ばれる所以を実感しました。
ホテルからカートで死海まで送ってもらうところからスタート。
マリオット のスタッフが常駐していて、死海の楽しみ方をレクチャーしてくれました。
まず、死海の水に15分ほど浸かります。
その後、近くに置かれた壺にたっぷりと入っているミネラル豊富な泥を全身に塗ります。
もちろん顔にも!乾かした後は、再び死海に入ってその泥を洗い流します。
ただし、顔の泥だけはシャワーで落とすのがルール。
塩分濃度が高いため長時間浸かるのは禁物とのことです。
最初は少し抵抗があった泥も、思い切って塗ってみると想像以上にお肌がツルツルに!
無料エステだと思って、なんと3セットを3日間続けて楽しみました。
注意された通り、死海の水が目に入ると大変なので、最初は緊張しながら慎重に入水。
でも、スタッフに「リラックスして力を抜いてみて」と声を掛けられ、ふっと力を抜くと自然に浮いていました!
教科書で見た“新聞を読む”ポーズには至りませんでしたが、読むフリをしたりして記念写真を撮るなど、リラックスしながら楽しめました。
ホテル内の充実した施設
死海だけでなく、ホテル内のプールもとても充実していました。
特にインフィニティプールは絶景そのもの。
カバナやデッキチェア、ビーチパラソルも自由に使え、ミネラルウォーターやタオルはいつでも手に入りました。
サービスの行き届いた環境で、贅沢な時間を過ごしました。
さらにスパ施設内には死海の水をそのまま利用したプールもありました。
ここでもぷかぷか浮かびながらリラックス。
スパ全体が空いていたこともあって、静かにのんびりと癒しの時間を堪能できました。
スパは空いていてゆっくりと出来ました。
毎日見られる美しい夕日
滞在中は毎日、美しい夕日を楽しむことができました。
死海に沈む夕日は本当に神秘的で、日が沈む瞬間には心が洗われるような感覚に包まれます。
遠くに見えるイスラエルの景色と相まって、歴史や平和への思いが自然と胸に湧いてきました。
こんな景色がいつまでも平和の象徴でありますようにと、心から願いました。
日中のアクティビティでたっぷり疲れたこともあり、夕食はレストランには行かず、ルームサービスで済ませることに。
部屋の快適な空間での食事は、ゆったりとした時間を楽しむのにぴったりでした。
帰りの空港送迎は、ホテルのコンシェルジュにお願いして手配。
スムーズに空港まで到着しましたが、ヨルダンの空港では手荷物検査に少し時間がかかりました。
その後、プライオリティパスで入れる「クラウンラウンジ」へ。
混雑していたうえ、食べ物の種類が少なく、あまり満足のいくラウンジではありませんでしたが、搭乗までの時間をなんとか過ごしました。
ヨルダンの旅は、安全を第一に考えた控えめなプランでしたが、死海での特別な体験をたっぷりと楽しむことができました。