世界一周④ ファーストクラスに搭乗〜パリへ
ファーストクラスに搭乗〜パリへ
いよいよキャセイパシフィックのファーストクラスに搭乗です。
香港からパリまでのフライト時間は13時間45分の予定。
長時間のフライトですが、ファーストクラスならきっと快適に過ごせるはずです。
今回の機体はB777-300ER。
キャセイでは新しいビジネスクラスの個室タイプ「アリアスイート」が秋から導入されると聞いており、ファーストクラスにもその影響があるのかもしれません。今のタイプのファーストクラスがなくなってしまう可能性も考えると、今回のフライトが貴重な体験になるかもしれませんね。
座席とサービスの第一印象
私の座席には大きな窓が3つ備え付けられており、空間全体が非常に広々としています。
ファーストクラスにはドアがないため、完全な個室ではないものの、開放感とプライバシーが絶妙なバランスで保たれていると感じました。
着席すると、すぐにお茶とおしぼりがサーブされ、その瞬間から上質なホスピタリティを感じました。
さらに、クルーから手書きのメッセージカードをいただき、その心のこもった対応に感動。
ファーストクラスの特別感を改めて実感しました。
そして、シャンパンはなんとKrugが提供され、旅の始まりを華やかに彩ってくれました。
フライト前からすでに特別なひとときを堪能でき、これからの13時間が楽しみで仕方ありませんでした。
ファーストクラス専用パジャマと機内サービス
離陸後、ファーストクラス専用のパジャマが配られました。
このパジャマは香港のブランド「PYE(パイ)」が手掛けたもので、肌触りが非常に柔らかく、快適そのもの。
旅の疲れを和らげるのにぴったりです。気に入ったので日本に帰国後も自宅で愛用しています。
その後、食事のオーダーが始まりました。
クルーが朝食のタイミングや、眠っている間に食事を提供するかどうかを丁寧に確認してくれました。
もちろん、私は「起こしてください」とお願いしました!
こういった細やかな配慮はファーストクラスならではですね。
食事の楽しみと座席の工夫
メインディッシュは事前にオーダーしていたロブスターのあんかけご飯のような料理。
ふっくらしたご飯にロブスターがたっぷり乗った贅沢な一品で、シャンパンとキャビアとの組み合わせが絶妙でした。
贅沢なひとときを楽しみながら、時間が経つのを忘れてしまうほどでした。
今回予約したのは1Aと2Aの座席。
通路に沿って壁のような仕切りがあるため、隣の席とは独立したプライベート空間が保たれています。
お互いの様子が見えないので、ほぼ個室のように使うことができました。
この配置は二人で旅行する際にもプライバシーを守りつつ、快適に過ごせる工夫だと感じました。
食事を楽しんだ後、クルーにお願いしてベッドメイクをしてもらいました。
座席が完全にフラットなベッドに変わり、広々とした空間でゆっくりと休むことができました。
枕や掛け布団も心地よく、まるでホテルで寝ているような感覚です。
ぐっすりと5時間近く眠り、目覚めたときには体がすっかりリフレッシュされていました。
朝食時にはあまりお腹が空いていなかったので、軽めのコールドプレスジュースとフルーツをいただきました。
フルーツは新鮮で甘く、ジュースも爽やかな味わい。
重たくない朝食が体に優しく、長いフライトでも疲れを感じることはありませんでした。
13時間を超えるフライトでしたが、サービスは程よい距離感で心地よく、食べて、飲んで、寝ている間にあっという間にパリへ到着しました。
長時間のフライトにもかかわらず、快適さと贅沢さを存分に味わうことができ、まさに夢のような時間でした。
キャセイパシフィックのファーストクラスは、細部にまでこだわったサービスや設備が印象的で、次回のフライトでもぜひ利用したいと感じました。