世界一周③ 「THE WING」
ファーストクラスラウンジ「THE WING」へ
THE WING」は、香港国際空港の搭乗ゲートフロアの上に位置するラウンジで、明るく開放的な雰囲気が特徴です。
到着した瞬間から、広々とした空間と洗練されたデザインが目を引き、特別な時間が始まる予感がしました。
入ってすぐ左側にあるシャンパンバーでは、何種類ものシャンパンがずらりと並んでいます。
まるで宝石が並んでいるかのような光景に思わず足を止めました。
ちょうど新しいシャンパンが補充されるタイミングだったので、スタッフにお願いして一杯いただくことに。
フルーティーで繊細な味わいを楽しみながら、この先のラウンジ体験への期待がさらに高まりました。
ラッキーな「カバナ」体験
シャンパンを楽しんだ後は、すぐに「カバナ」の受付へ向かいました。
ここはとても人気が高く、通常は待ち時間があると聞いていたのですが、この日は運よく「待ち時間なしでご案内できます!」とのこと。
なんてラッキーなスタートでしょう!
カバナに案内されると、そこが空港内とは思えないほどの豪華な設備に驚きました。
広々としたバスルームには、しっかりとしたお風呂が完備されており、シャワーも勢いがあり快適そのもの。
ただ、ユニバーサルデザインの影響か、段差がないため少し水はねが気になりました。
そのため、シャワーはガラス寄りで浴びることにしました(笑)。
さらに驚いたのは、洋服をハンガーにかけてボタンを押すと、自動でアイロンをかけてくれるサービスがあったことです。
今回は利用しませんでしたが、長時間のフライト前には嬉しいサービスですね。
バスローブやスリッパも用意されており、まるで高級ホテルのような空間で心身ともにリフレッシュできました。
ダイニングエリアでのひととき
カバナでゆったりとくつろいだ後、小腹が空いてきたのでダイニングエリアへ向かいました。
このラウンジには、オーダー形式のレストラン「Heaven」とビュッフェ形式のエリアの2種類があります。
今回はビュッフェ形式のエリアを選び、お茶コーナーにも立ち寄りました。
お茶コーナーでは、イギリスの高級紅茶ブランド「JINGTEA」がフルラインナップで提供されています。
さまざまな種類の紅茶を見ているとどれも試したくなりましたが、この日はクラシックなアールグレイを選びました。
豊かな香りと深い味わいに癒され、食事との相性も抜群でした。
ビュッフェには軽食からデザートまでバラエティ豊かなメニューが揃っており、どれも見た目から美味しそうで目移りしてしまいます。
特に、シンプルなフルーツサラダが新鮮で、体にも優しい選択としてぴったりでした。
「The Pier」で仮眠タイム
お風呂にも入り、お腹も満たされ、少し仮眠を取ろうと思い再び「The Pier」へ戻りました。
「The Pier」には「Day Suites」という仮眠専用のエリアがあり、8部屋ほどのスペースが設けられています。
ドアはなく、カーテンを閉める個室でした。
ブランケットはエコノミークラス仕様の少し薄いものでしたが、窓から滑走路が見えるので、飛行機好きには嬉しい環境です。
こんな感じで楽しみにしていたキャセイパシフィックのファーストクラスラウンジを存分に満喫し、いよいよパリへ向けて搭乗です。