世界一周⑦ JALファーストクラス「機内食」

JALバンコク行きの機内食

ファーストクラスに乗ると決めたときから、心に決めていたことが一つ。それは「幻のシャンパン」とも称されるSALONを飲むこと!

SALONは、一度は飲んでみたいと思っていた特別なシャンパン。
普通に購入しようと思ったら、その価格の高さに驚きます。
でも、ファーストクラスではこのSALONがグラスに注がれるのです!

グラスを傾けると、気品あふれる香りが広がり、ひと口飲めば爽やかさとしっかりとした味わいが絶妙に調和していて…もう感動の一言。
贅沢な気分を心ゆくまで堪能しました。美味しすぎて、ついついおかわりしてしまったほど。
これだけでもファーストクラスに乗った甲斐があると思える瞬間でした。

機内食もファーストクラスならではの特別な体験。「カンテサンス」の岸田周三シェフが監修した洋食を選びましたが、これがまた期待を遥かに超える美味しさでした。

メインディッシュに選んだのは「ソーセージ」。
普段食べるソーセージのイメージからは想像もつかない、繊細で手の込んだ一皿でした。
一口ごとに素材の旨味が溢れ、食べるたびに「これが本物の味なんだ」と感動。
さすがは三ツ星レストランのシェフが手がけた一品です。

母はラウンジで少し食べ過ぎたようで、軽めの和食を選んでいました。
それでも一品一品が丁寧に作られており、少量でも満足度が高かったようです。

私はというと、食欲が止まらず、和食のデザートとフルーツプレートもいただきました。
デザートにはジャン=ポール・エヴァンのチョコレートが登場。
これまた濃厚で贅沢な味わいにうっとり。
フルーツも甘くて新鮮で、まるで高級レストランでの食事をそのまま空の上で楽しんでいるかのような感覚でした。

ファーストクラスのフライト時間は約6時間。
最初は長く感じるかと思っていましたが、美味しいものを食べて、SALONを飲んで、うとうとと心地よい時間を過ごしているうちに、あっという間に目的地のバンコクに到着してしまいました。

もっとこの空間を楽しんでいたかったと思うほど、快適で贅沢な時間で、エコノミーで長時間フライトを頑張っていたこれまでの旅の苦労を、すべて忘れてしまうような極上の体験でした。

ファーストクラスで過ごした時間は、一生忘れられない特別な体験となりました。
SALONの美味しさに酔いしれ、岸田シェフ監修の料理に舌鼓を打ち、贅沢なデザートに心から満たされる。
この日までの努力が報われたような気持ちとともに、「また乗りたい」と思わずにはいられない、夢のようなフライトでした。


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