世界一周⑥ JALファーストクラス

夢だったファーストクラス

私がファーストクラスの存在を初めて知ったのは、高校生くらいのときでした。
そのきっかけは、エコノミークラスから降りる際に目にしてしまった、あの憧れの空間。

幅広い座席に、フカフカそうなブランケット、さらにはスリッパまで完備された豪華なシート…。
その時から「いつかあの席に座りたい」と密かに夢見ていました。
その後、世界一周航空券にファーストクラスが含まれていることを知り、挑戦したい気持ちは高まるばかり。
しかし、時間やお金、タイミングが合わず、月日が流れてしまいました。

そしてついに、やっとこの日を迎えることが出来ました!!!

搭乗ゲートを通り、いつもなら右へ進むところを、この日は鼻息荒く左へ進みます。

ファーストクラス専用のエリアに一歩足を踏み入れると、まず目に飛び込んできたのは、座席ひとつに窓が3つ分も確保されたゆったりした空間。
そして、重厚感たっぷりのシートが私を迎えてくれました。

座席に腰を下ろす前に、思わず周囲をきょろきょろ見回してしまうほど、全てが新鮮。
ここは本当に飛行機の中?と疑いたくなるような快適さと広さに圧倒されました。

座席に置かれていたのは、ゼロハリバートンのポーチやアメニティキット、さらには高級スキンケアブランド・クレドポーボーテのマスクまで!この一つひとつが、まさに「特別な空間」にふさわしいアイテムたちです。
座席についてからはキャビンアテンダントの方々が次々に挨拶に来てくださいました。

古い機材でしたが、シートにはなんとマッサージ機能までついていました!

飛行機に乗りながら体をほぐせるなんて、エコノミーでは想像もできなかったことです。

フルフラットになるのはもちろん、座席の幅も広いため、窮屈さを感じることは一切ありません。
そして、足元に目をやると、前方にあるオットマンが遠すぎて足が全く届かない(笑)

ファーストクラスの存在を知ったあの日からずっと、心の片隅にあり続けた夢。
それが、こうして現実となる瞬間を迎えられたのは、本当に感慨深いことです。

人生で一度きりかもしれないこの贅沢な時間を存分に楽しむために、目の前の景色やサービスのすべてをしっかりと心に刻んでいきたいと思います。
この日を迎えられた幸せを胸に、いよいよ空の旅が始まります!


にほんブログ村